【シーズン12】最高レート2020 最終××位 構築紹介

こんにちは。ZoMiです。

爆死してしまいましたが、

ポテンシャルは確かにあるので参考になると嬉しいです。

 

 

 

【構築経緯】

毒菱+カイリュー+ハバタクカミがガチグマを崩せて汎用性が高いということで構築を組み始めました。

毒菱要員には、

・毒菱がバレにくい

・初手ガチグマに毒菱+状態異常(宿木含む)を入れられる

・起点にされにくい

以上の3点を満たしているマスカーニャが適任だと思い採用しました。

以上3匹で構築がほぼ完成しているため、

・マスカーニャより速いポケモン(主にパオジアンとハバタクカミ)を初手に呼ばない

・炎オーガポンを初手に呼ばない

・毒タイプを呼ばない(=毒菱無効)

・毒タイプ以外(=毒菱を警戒させない)

・キョジオーン対策

・受けループ対策

上記をできるだけ多く満たせるよう残りの3匹を選びました。

 

 

【個別紹介】 ※採用順

 

@気合の襷

特性:変幻自在

テラスタイプ:ゴースト

性格:陽気

努力値:A4B252S252

実数値:151-130-122-×-90-192

技構成:叩き落とす/毒菱/宿木の種/守る

調整:

・最速

・B極振り

 

毒菱要員。

初手でガチグマと対面した際、宿木→守るをすることで、襷でブラッドムーンを耐えた後に真空波を耐えるほどのHPまで回復することができます(変幻自在で草単タイプになる)。

マスカーニャの毒菱はメジャーではありますが、流石にアタッカー警戒を優先するのか通りが良かったです。

 

 

@食べ残し

特性:マルチスケイル

テラスタイプ:ノーマル

性格:意地っ張り

努力値:H212A156B108D4S28

実数値:193-191-129-×-121-104

技構成:神速/地震/龍の舞/羽休め

調整:

・H:16n+1

・A特化ウーラオスのアイススピナーを最高乱数以外ならマルチスケイル+羽休め+食べ残しで受け切れる

・↑2で最速テツノツツミ抜き

・残りA

 

カイリュー枠。

羽休めで粘れる範囲が広がる食べ残し持ち。

毒菱や電磁波を絡めて羽休めで粘るのがメインなこと、Dに振らなくてもガチグマのテラスブラッドムーンを食べ残しと羽休めで粘れることから、Bに厚めに振りました。

毒菱も電磁波も通らないランドロスに対しても強くなり、環境に適した調整だったと思います。

 

 

@ブーストエナジー

特性:古代活性

テラスタイプ:フェアリー

性格:臆病

努力値:H4C252S252

実数値:131-×-75-187-155-205

技構成:ムーンフォース/祟り目/電磁波/身代わり

調整:

・最速

・C極振り

 

ハバタクカミ枠。

毒菱と相性の良い祟り目を自然と採用できる電磁波祟り目型で採用しました。

身代わりは毒ターン稼ぎや麻痺バグ待ちをできるだけでなく、マスカーニャの宿木を入れた状態の時に非常に強力でした。

 

 

@風船

特性:黄金の身体

テラスタイプ:格闘

性格:控えめ

努力値:H228C220S60

実数値:191-×-115-199-111-112

技構成:シャドーボール/テラバースト/サイコショック/悪巧み

調整:

・H4振りイーユイを格闘テラバーストで確定1発

・無振りランドロス抜き

・残りH

 

前期に引き続き続投。

今期は受けループ対策というより、キノガッサの牽制役として採用しました。

但し、相手にキノガッサがいても選出はしないと決めていたので、基本置物です。

テンプレのキノガッサはキノコの胞子/種マシンガン/マッハパンチ/岩石封じor地ならし@気合の襷なので、カイリューサーフゴーどちらかに完封されることからほぼ選出されることはないと思ってます。

→最終日3回くらい選出されてハゲました。(負けたのは1回)

 

 

@拘り鉢巻

特性:不可視の拳

テラスタイプ:はがね

性格:意地っ張り

努力値:A252D4S252

実数値:175-200-120-×-81-149

技構成:暗黒強打/インファイト/アイアンヘッド/不意打ち

調整:

・A特化

・準速

 

初手にパオジアンを選出しづらくなるだけでなく、キョジオーンにも圧を掛けられるので採用しました。

気合の襷をマスカーニャに取られているので、代わりに拘り鉢巻を持たせてサイクル崩しの役割を持たせました。

フェアリーテラスで受けに来るパーティが増えていたので、アイアンヘッドと鋼テラスで対策しました。

 

@拘り眼鏡

特性:貰い火

テラスタイプ:くさ

性格:控えめ

努力値:H244B4C252D4S4

実数値:197-×-127-200-127-98

技構成:オーバーヒート/ラスターカノン/大地の力/テラバースト

調整:

・H252D4振り炎オーガポンをオーバーヒートで確定1発

・C252振りハバタクカミのシャドーボール+D↓1シャドーボールを最高乱数2連以外耐え

 

マスカーニャが初手で対面したくない炎オーガポン、パオジアン、ハバタクカミに強い駒。

選出時の牽制だけでなく、実際に出してオーガポンと初手で鉢合わせることが3回ありましたが、3回中2回オーバーヒートを外したので許しません。

 

 

【安定して勝てなかった原因】

カイリューに毒菱が通らない

→これが全てな気がする。

 逆にこれに対する回答がある毒菱パは滅茶苦茶強いと思います。

 

・炎オーガポンがきつい

→マスカーニャに宿木と叩きどちらも刺さらないので、毒菱+ちょっとのダメージしか仕事できません。そうなると、オーガポンを倒したとしても、カイリューマルスケが剥がされた状態で相手の2匹目と対面することになり厳しかったです。

 

 

来期頑張ります( ;  ; )

 

 

【シーズン11】最高レート2124 最終58位 構築紹介

 

こんにちは。ZoMiと申します。

 

最高レート2124 最終58位と良い結果を残せたので構築記事を書きました。

 

皆さんの参考になると嬉しいです。

 

 

 

★実際の動かし方はこちら

https://www.youtube.com/live/OYMfD0K3ha8?si=L37fY3X2dnkDJgNi

 

 

 

 

【構築作成意図】

 

キョジオーンに強いポケモンの中で、最も汎用性が高いポケモンである襷悪ウーラオスを軸に構築を組み始めました。

 

襷悪ウーラオスを最も活かせるのは対面構築であるため、対面性能が高いポケモンをかき集めようと思い、まずはカイリューを採用しました。

 

次に、ウーラオスカイリューだとハバタクカミが重いので炎オーガポンを採用。

 

また、ここまでの3匹だとステルスロックや毒菱を撒かれるだけで不利な展開になるのでキラフロルを採用しました。

 

5匹目には、対カイリューにおいてタイプ相性で有利なハバタクカミを採用。

 

最後に、受けループやグライオンなどへの回答として風船サーフゴーを採用しました。

 

 

 

 

【個別紹介】 ※採用順

 

 

@気合の襷

特性:不可視の拳

テラスタイプ:ゴースト

性格:意地っ張り

努力値:A252D4S252

実数値:175-200-120-×-81-149

技構成:暗黒強打/ドレインパンチ/不意打ち/剣の舞

調整:

・A特化

・準速

 

キョジオーンに強いポケモンの中で、最も汎用性が高いため軸として採用しました。

 

ドレインパンチ+剣の舞のおかげで、フェアリーテラス+鉄壁以外のキョジオーンに勝つことができました。

 

相手の構築にキョジオーンがいても選出を歪めず対応できるのが本当に偉く、キョジオーンが選出されなくても大いに活躍してくれました。

 

テラスタイプは、神速や格闘技を透かせるゴーストを採用。戦術の幅を広げることができて便利でした。

 

選出率:1

 

 

 

 

@いかさまダイス

特性:マルチスケイル

テラスタイプ:フェアリー

性格:意地っ張り

努力値:H148A252S108

実数値:185-204-115-×-120-114

技構成:スケイルショット/地震/けたぐり/神速

調整:

・A特化

・↑1で最速ガブリアス抜き

残りH

 

先発で場を荒らしまくってくれたMVP

 

ガチグマに刺さるけたぐりを採用しつつ、幅広いポケモンと打ち合えるような技構成にしました。

 

スケイルショットは逆鱗と同等火力を出せることに加えて、行動固定がないためとても使いやすかったです。

 

テラスタイプは相手のスケイルショットを無効化するためにフェアリーを採用。沢山のカイリューガブリアスを無傷で葬ってくれました。

 

選出率:2

 

 

 

 

@竈のお面

特性:型破り→面影宿し

テラスタイプ:ほのお

性格:意地っ張り

努力値:H244A236B4D4S20

実数値:186-187-105-×-117-133

技構成:棍棒/ウッドホーン/岩石封じ/電光石火

調整:

・A:11n

・A特化ウーラオスのテラス水流連打を高乱数耐え(24.1%)

・C特化ハバタクカミの眼鏡パワージェムを高乱数耐え(12.5%)

準速カイリュー抜き

 

対面性能を高めるためHAベースで採用し、主にハバタクカミを倒すために選出しました。

 

技構成は、メインウェポンの蔦棍棒ウッドホーンと、先制技の電光石火、残り1枠はカイリューへの打点としてじゃれつくを採用していましたが、外しまくったので岩石封じに変更しました。

 

たまに剣の舞や叩き落とすが欲しい場面がありましたが、じゃれつくや岩石封じを持っていないと相手にカイリューがいるだけで選出しづらくなるので、技構成を変えずに使い続けました。

 

選出率:3

 

 

 

 

@突撃チョッキ

特性:毒化粧

性格:控えめ

努力値:H228B4C236D36S4

実数値:187-67-111-198-106-107

技構成:パワージェム/大地の力/エナジーボール/キラースピン

調整:

・C:11n

・C252振りハバタクカミの眼鏡シャドーボールを超高乱数2耐え(1.1%)

 

ステルスロックや毒菱を解除できるキラースピンを使用できる型の中で、最も対面性能が高い突撃チョッキ型で採用しました。

 

キラースピンのおかげで拾えた試合がいくつもあり非常に助けられました。

 

但し、あまり対面性能が高いポケモンではないので、役割を確実に遂行できると思ったときのみ選出しました。

 

C特化ハバタクカミに破壊されたことが何度かあったので、もう少しDに厚く振った方が良いと思います。

 

選出率:5

 

 

 

 

@ブーストエナジー

特性:古代活性

テラスタイプ:みず

性格:図太い

努力値:H228B252C4D4S20

実数値:159-×-117-156-156-158

技構成:ムーンフォース/甘える/挑発/痛み分け

調整:

・H:16n-1

・B特化

最速ランドロス抜き

無振り岩(水)オーガポンをムーンフォースで高乱数2発(76.1%)

 

当初は幅広い相手と戦える瞑想甘える型で採用していましたが、安定感がないことから選出率が落ちたため、起点作成妨害に役割をシフトさせました。

 

結果、コノヨザル入りなどに対し高い勝率をあげることができたため大正解でした。

 

甘えるはカバルドンなど物理技を持っている起点作成ポケモンに対しての役割遂行が安定したり便利な技でした。

 

選出率:4

 

 

 

 

@風船

特性:黄金の体

テラスタイプ:格闘

性格:控えめ

努力値:H244B44C220

実数値:193-×-121-199-111-104

技構成:シャドーボール/テラバースト/サイコショック/悪巧み

調整:

・H4振りイーユイを格闘テラバーストで確定1

・A特化パオジアンの不意打ちを最高乱数以外耐え

 

グライオンやチオンジェン、受けループなど搦手対策。

グライオン地震やヘイラッシャの地割れを空かすことができる風船を持たせました。

 

対面性能が高いわけではないので、基本的には搦手相手のみに選出を絞りました。

 

受けサイクルにはサーフゴー対策でイーユイが採用されてることが多いので一撃で倒せる格闘テラバーストを採用しました。

 

今期増殖した受けループを片っ端からボコボコにしてくれたので本当に助かりました。

(最終日は一度しか当たらなかったうえに負けましたが…)

 

選出率:6

 

 

 

 

【選出】

 

カイリュー+オーガポン+ウーラオス

相手がステルスロックや毒菱を撒いてこなさそうなときの選出。最もパワーが出るので可能な限りこの選出をしました。

 

・ハバタクカミ+カイリューorオーガポン+ウーラオス

相手のポケモンステルスロックや毒菱を撒いてきそうなときの選出①。コノヨザルやカバルドンがいたらこの選出をしました。

 

カイリュー+キラフロル+ウーラオスorオーガポン

相手のポケモンステルスロックや毒菱を撒いてきそうなときの選出②。メンタルハーブ持ちサケブシッポ等にはこっちの選出をしました。

 

・サーフゴー+ウーラオス+キラフロル

対受けループ。もしサーフゴーがヘイラッシャの地割れで倒されても、ウーラオスでヘイラッシャを倒せるので勝率は非常に高かったです。

 

 

 

 

【厳しい相手】

 

ランドロス

威嚇サイクルを回されるだけで大分厳しかったです。

ガチグマ解禁のおかげで数を減らしていたのが救い。

 

 

アローラキュウコン

カイリュー、ウーラオスでは倒せないので非常に厳しかったです。

 

 

 

 

【総括】

 

初めての最終2桁を取れてとても嬉しいです。( ;  ;

 

次は1桁取れるように頑張ります。

 

 

 

【シーズン9】最高レート2046 最終420位 構築紹介

こんにちは。

最終420位と爆死しましたが、

反省の意も兼ねて構築記事を書くことにしました。

参考になれば嬉しいです。

 

 

 

【前書き】

嫁ポケのヌメルゴンで結果を残したいと思い試行錯誤を重ねた結果、自分では力不足だと感じ断念。

その後、試行錯誤の際に使用感が良かった眼鏡ハバタクカミを軸としてパーティを組みました。

 

【構築意図】

眼鏡ハバタクカミを何度も受けれるポケモンが殆どいなかったため、クッションになるポケモンを複数パーティに入れることで眼鏡ハバタクカミの行動回数を増やそうと考えました。

そこでまずは、ハバタクカミやテツノツツミに対するクッションになり、ボルトチェンジで対面操作ができるチョッキジバコイルを採用しました。

次に、連撃ウーラオスを筆頭とした多くの物理アタッカーに対するクッションになり、欠伸で対面操作が可能なヘイラッシャを採用。

上記3匹を基本選出としました。

次に、基本選出で一貫している地面を向こうにできて、ウーラオスやイーユイにも強めなカイリューを採用しました。

また、ドヒドイデやディンルー等の受け回しと、キノガッサへの回答がなかったため、ラムの実持ちパオジアンに変更しました。

そして最後の1匹には、キョジオーンに勝つために隠密マント持ちのポケモンを探したところ、「パオジアンに強め」「地面等倍以下」「隠密マントがバレにくい」左記3点を満たしているミミッキュがパーティに適していると思い採用しました。

 

 

 

【個別紹介】 ※採用順

 

◆ハバタクカミ

特性:古代活性

持ち物:拘り眼鏡

テラスタイプ:フェアリー

性格:控えめ

努力値:H68B172C148D4S116

実数値:139-×-97-191-156-170

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/10万ボルト/滅びの歌

調整意図:

C特化ヒードランのラスターカノンを最高乱数以外耐え

A特化カイリューの鉢巻地震を最高乱数以外耐え

S 最速ガブリアス抜き

C 残り

 

構築の軸です。

ハバタクカミより早いポケモンが少ない構築には、先発で出すことで多くの有利対面を作ることができました。

有利対面を作ったとき、相手は明確な受けがいなければテラスを切ってくることが殆どなので、後ろのクッションに交代して無駄なテラス切りをさせることができます。

また、相手にヌメルゴンヒードラン等の引き先がいる場合は、そのポケモンに引くことが殆どなので、シャドボを打って削りを入れて2度目の受けができないように立ち回りました。

技構成は、メインウェポンのムンフォ・シャドボと、一貫性が高くヘイラッシャや水テラスポケモンに通りが良い10万と、変なポケモンに抗えて立ち回りの幅も広げられる滅びの歌としました。

調整については、ハバタクカミの臆病C252振り(実数値187)が多くのポケモンの調整先となることを考慮して、それより火力が出るようにした結果、耐久と素早さは最低限という形となりました。

テラスタイプは、リーチを広げることができて耐性が優秀なフェアリーにしました。

水の方が良いと思った場面はハッサムのバレパンを受けなければいけないときくらいだったので、圧倒的にフェアリーの方が有用だったと思います。

 

 

 

ジバコイル

特性:アナライズ

持ち物:突撃チョッキ

テラスタイプ:みず

性格:控えめ

努力値:H228C44D236

実数値:174-×-135-171-140-80

技構成:10万ボルト/ラスターカノン/テラバースト/ボルトチェンジ

調整意図:

D4振りハバタクカミをアナライズ込みラスターカノンで確定1

C252振りテツノツツミの眼鏡ハイドロポンプを中乱数2耐え(30.8%)

 

クッション①。

ハバタクカミ、テツノツツミ、サーフゴーの内、大体1匹は選出されるので非常に重宝しました。

テラスタイプは、テツノツツミのドロポンと苦手な炎技を半減にできる水とし、技構成は、対面操作ができるボルチェン、メインウェポンの10万・ラスカは確定で、ラスト1枠は地面タイプやイーユイへの有効打となる水テラバーストにしました。

ハバタクカミに対してはラスカで十分対処できたので、ヘビーボンバーが欲しいと思う場面は皆無でした。

調整については、D4振りハバタクカミを確定で倒せる火力を確保しつつ、H4nにならずにテツノツツミのドロポンと、ハバタクカミやサーフゴーのシャドボの乱数が変わるHDの調整にしました。

少しヘンテコなHの実数値に違和感はありましたが、上手く調整できたと思います。

 

 

 

◆ヘイラッシャ

特性:天然

持ち物:食べ残し

テラスタイプ:フェアリー

性格:腕白

努力値:H252B252D4

実数値:257-120-183-×-86-55

技構成:ウェーブタックル/鈍い/欠伸/守る

調整意図:

HB特化

 

クッション②。

物理アタッカーを流すという役割において、とても頼りになりました。

シーズン終盤に近づくにつれ、初手パオジアンでとりあえず絶対零度を打つという合理的でない動きが散見されたため、初手に出すことが増えました。

技構成については、対面操作ができる欠伸と、欠伸と食べ残しと相性の良い守る、メインウェポンのウェーブタックルは確定で、ラスト1枠はウーラオス等との対面を有利にできる鈍いにしました。

ラスタルを切ることは殆どないですが、悪ウーラオスや鉢巻逆鱗を受けれることができるフェアリーをテラスタイプとしました。

 

 

 

カイリュー

特性:マルチスケイル

持ち物:力の鉢巻

テラスタイプ:ノーマル

性格:意地っ張り

努力値:H148A252B4D4S100

実数値:185-204-116-×-121-113

技構成:神速/地震/アイススピナー/羽休め

調整意図:

A特化

S 最速ガチグマ抜き

H 残り

 

地面無効枠として採用しました。

カイリューを軸とする構築ではないので、テラスタルを切らなくとも戦える構成を探したところ、前期2位の構築のカイリューに魅力を感じ、同じ技構成にしました。

(https://nikonikopoke.hatenablog.com/entry/2023/08/02/233453)

ただ、火力アップ系の持ち物がないとアイススピナー+テラス神速でカイリューを倒せないので、倍率は低いですが力の鉢巻を持たせました。

達人の帯だと神速の威力が上がらず、シルクのスカーフだと神速以外の威力が上がりませんが、力の鉢巻は全ての技に適用されるので役に立ったと感じた場面は多かったです。

羽休めは龍の舞と入れ替えるか迷いましたが、ハバタクカミの滅びの歌やミミッキュの呪いとシナジーのある羽休めを最後まで使いました。

調整については、最速ガチグマが目に見えて増えていたので抜けるようS振りしました。

 

 

 

◆パオジオン

特性:災いの剣

持ち物:ラムの実

テラスタイプ:でんき

性格:意地っ張り

努力値:H28A156B204D4S116

実数値:159-176-126-×-86-170

技構成:氷柱落とし/不意打ち/テラバースト/剣の舞

調整意図:

A特化キノガッサのタネマシンガンをほぼ4発耐え(4発のうち2発最高乱数引かれなければ確定耐え)

H 16n-1

A 11n

S 最速ガブリアス抜き

 

受け回しやキノガッサへの対策であり第2のエース。

氷柱落とし+電気テラバーストの範囲が広いことから、明確な不利を取るポケモンが見当たらず非常に強かったです。

調整については、キノガッサのタネマシンガンを4発耐えることを優先し、残った努力値ガブリアス抜きまでSに振って、更に残りをAに振ると11nになり綺麗な振り方ができました。

キノガッサ対面でタネガンを打たれたことはありませんでしたが、ディンルーの地震2耐えできたりB振りのメリットは大きかったように感じます。

 

 

 

ミミッキュ

特性:化けの皮

持ち物:隠密マント

テラスタイプ:ゴースト

性格:意地っ張り

努力値:H4A204B164D4S132

実数値:131-149-121-×-126-133

技構成:じゃれつく/影撃ち/呪い/痛み分け

調整意図:

A特化パオジアンの氷柱落としを皮ダメ込みで高乱数耐え(18.7%)

S 準速カイリュー抜き

A 残り

 

最初はパオジアンを厚く見るためにハッサムを採用していましたが、対面ですら勝てないことがありパオジアンに勝てるポケモンに入れ替えようと考えました。

また、毒テラスキョジオーンにあまりにも勝てないため、隠密マント持ちを採用しようとした結果、ミミッキュが該当したため採用しました。

しかし、キョジオーンに対しては身代わりを貼られてしまうと痛み分けが機能しなかったり、立ち回りでなんとかされたりと微妙な性能だったので違うポケモンの方がいいです。

 

 

【反省】

・初手ハバタクカミでそのまま突っ張れるポケモン少なすぎる問題

パオジアンやスカーフランドロス等に上から一撃で倒されてしまうため、裏に交代せざるを得なかったです。その際、ヘイラッシャ引きを読まれると展開を作られて負けてしまうことが多かった。

ハバタクカミのBをもっと厚くするべきでした。

 

ジバコイルロトムのボルチェン止められない問題

地面無効枠がいないため簡単にボルチェンされてしまいました。ボルチェンされるとこちらの展開を作るのが難しかったです。

電気無効枠を採用するべきでした。

 

・隠密マントミミッキュがキョジオーンに安定しない問題

他の隠密マントポケモン採用するべきでした。

 

他にも、

・アイススピナーカイリュー、相手のカイリューにテラスタルされるとマジで弱い問題

・チオンジェンキツすぎ問題

・パオジアン、技選択ミスると負けに直結問題

 

等、反省点がたくさん見つかったのは収穫でした。

 

以上を踏まえて、シーズン102桁目指して頑張ります。

今期は自信があっただけ、悔しすぎた。。。

 

【シーズン5】最高レート2100 最終135位 構築紹介

こんにちは。

 

シーズン5で最高レート2100、最終135位を達成できたので構築記事を書きました。

 

参考にしていただけると嬉しいです。

 

 

 

【前書き】

 

鉢巻カイリューのテラスタル神速+ステルスロックで、パオジアン、イーユイ、テツノドクガ、テツノツツミを倒せるのが強いと思ったので、ディンルーとカイリュー2匹を軸に構築を組み始めました。

 

ところが上記2匹へのメタが凄まじい影響で取り巻きのポケモンばかり選出することが増えたので、その取り巻きのポケモンを軸にして構築を組み直しました。

 

【構築意図】

 

ブーストエナジー持ちのHBハバタクカミの使用感がとても良かったので中心に構築を組み始めました。

 

HBハバタクカミは初手に置くと強いポケモンですが、初手の襷パオジアンには安定しないので相方としてヤタピの実持ちのテツノツツミを採用しました。

 

また、上記2匹は非常に足が速いですが、ブーストエナジー持ちのハバタクカミ、テツノツツミには上を取られてしまうので、後出しから勝てる突撃チョッキ持ちのADドドゲザン採用しました。

 

次に、HBハバタクカミを先発に置いた際、ディンルーや欠伸持ちのカバルドンなどと対面してしまうと不利な展開になりがちだったため、ラムの実持ちHAセグレイブを採用しました。

 

上記4匹だと、セグレイブとビルドアップ持ちのイルカマンなどの積みポケモンが重いと感じたため、HBヘイラッシャを採用しました。

 

最後に、地震の一貫を切りつつ、イーユイとテツノドクガの選出を抑制できるカイリューを採用し構築が完成しました。

 

【個別紹介】 ※採用順

 

◆ハバタクカミ

特性:古代活性

持ち物:ブーストエナジー

テラスタイプ:フェアリー

性格:図太い

努力値:H228B244C12D4S20

実数値:159-×-116-157-156-158

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/瞑想/痛み分け

調整意図:

A4振りコノヨザルの憤怒の拳を超高乱数2耐え(0.3%)

・最速コノヨザル抜き

・残り古代活性でSが上がるように適当に振り分け

 

8割方初手に選出し、特にコノヨザル軸に対して有利な展開にすることができました。

 

1匹倒した後、次のポケモンに痛み分けを入れる流れが強すぎて3タテすることもあったので、軸のポケモンとしてふさわしい活躍をしてくれたと思います。

 

初手パオジアンの場合は、一度攻撃を受けてから裏のテツノツツミに交代します。

 

ラスタルは温存せず切ってもいいですが、神速の一貫ができても問題がないかだけは常に意識しました。

 

 

◆テツノツツミ

特性:クォークチャージ

持ち物:ヤタピの実

テラスタイプ:

性格:臆病

努力値:H4C252S252

実数値:132-×-134-176-80-206

技構成:ハイドロポンプ/フリーズドライ/身代わり/アンコール

調整意図:

・CS極振り

・余りH(4n)

 

クォークチャージが発動しないテツノツツミは身代わりとアンコールを警戒されにくいと考え、拘り眼鏡以外の持ち物で最も強いと思ったヤタピの実を持たせて運用しました。

 

想定通りアンコールが通しやすかっただけでなく、拘り眼鏡と同等の火力を出せるのでとんでもなく強かったです。

 

アンコールで縛ることができて確実に相手が交代してくるのを読めるときは、積極的にハイドロポンプを打ってました。

(相手はこちらがハイドロポンプ外しを怖がってフリーズドライを押してくると考えることが多いため)

 

 

◆ドドゲザン

特性:総大将

持ち物:突撃チョッキ

テラスタイプ:

性格:意地っ張り

努力値:H92A252D164

実数値:187-205-140-×-126-70

技構成:ドゲザン/アイアンヘッド/ハサミギロチン/不意打ち

調整意図:

A特化

C252振りハバタクカミの眼鏡ムーンフォースを超高乱数2耐え(1.1%)

C252振りテツノツツミのテラスハイドロポンプを超高乱数2耐え(0.3%)

 

ブーストエナジー持ちのポケモンは火力が乏しいので、耐久がそこまで高くなくても弱点を突かれない限り後出しが安定すると思い採用しました。

 

今期は瞑想持ちのハバタクカミが多かったので、物理で殴れるドドゲザンの採用はその面でも正解だったと思います。

 

テラスタイプは構築全体で苦手なテツノドクガ、イーユイの炎技を半減でき、弱点の格闘、地面を等倍にできる水にしました。シンプルに悪も強いと思います。

 

 

◆セグレイブ

特性:熱交換

持ち物:ラムの実

テラスタイプ:電気

性格:意地っ張り

努力値:H244A252B4D4S4

実数値:221-216-113-×-107-108

技構成:氷柱落とし/テラバースト/氷の礫/剣の舞

調整意図:

HA極振り(H奇数、端数振り分け)

 

ディンルーとカバルドンの展開を破壊してくれました。また、初手の鉢巻飛行テラバーストカイリューへの牽制にも一役買っていました。

 

ラムの実と電気テラバーストを採用しているので、ヘイラッシャが相手にいても問題なく選出できます。

 

剣舞氷柱落としであれば、HBカバルドンにオボンを発動させずに一撃で倒すことができます。氷柱針を採用しなかったことで2発ヒットに苦しまずに済んだことも良かったです。

 

ラスタルをしないと氷技ワンウェポンになることは注意して選出していました。

 

 

◆ヘイラッシャ

特性:天然

持ち物:食べ残し

テラスタイプ:フェアリー

性格:腕白

努力値:H252B252D4

実数値:257-120-183-×-86-55

技構成:ウェーブタックル/ボディプレス/欠伸/守る

調整意図:

HB極振り

 

ビルドアップ持ちイルカマンとイダイナキバ、ソウブレイズに何回も負けてしまったので採用しました。

 

シーズン終盤に増えたミミッキュに対しても強く、想定以上に活躍してくれました。

 

シーズン中盤はヘイラッシャに対するメタが凄まじかったですが、最終日付近は緩かったため動きやすかったです。

 

このポケモンの真髄は地割れではなく欠伸守るなので、ウェーブタックルと残り1枠の攻撃技で身代わりを割ることが大切と考えてます。

 

今回はウェーブタックルの次に威力を出すことができ、テツノツツミやドドゲザンへの有効打となるボディプレスを採用しました。

 

テラスタイプはボディプレスの威力を上げられる格闘や、電気の一貫を切れる地面でもいいかもしれません。

 

 

カイリュー

特性:マルチスケイル

持ち物:ノーマルジュエル

テラスタイプ:ノーマル

性格:意地っ張り

努力値:H228A252S28

実数値:195-204-115-×-120-104

技構成:神速/地震/龍の舞/羽休め

調整意図:

A特化

S:準速ドドゲザン抜き抜き

・残りH

 

最後の補完として採用したので殆ど選出しませんでした。

 

イーユイとテツノドクガをちゃんと対策するのであれば、厚底ブーツを持たせてHD努力値を振った型のほうが良かったかもしれません。

 

 

【選出】

 

ハバタクカミ+テツノツツミドドゲザン

基本選出。ミミッキュがいる場合は控える。

 

ハバタクカミ+ヘイラッシャドドゲザン

相手にパオジアンとミミッキュがいる場合の選出。

 

セグレイブ+2

相手にカバルドンがいる場合の選出。ディンルーがいる場合も一考。

 

【苦手なポケモン

 

◆イーユイ

初手で出てくるならハバタクカミで処理できますが、ハバタクカミが落とされている状況で裏から出てきた場合は相当厳しいです。

 

キノガッサ

胞子対策をしていないので厳しいです。

初手でセグレイブを合わせることができれば、テラバースト→氷の礫で倒せます。

 

◆純正受けループ

ラッキーとクレベースが同時選出されるだけで為すすべなく負けます。

 

【総括】

 

とにかくHBハバタクカミが強かったです。

また、全体的にテンプレから外れていて強い型を採用することができたことは満足していますが、最終日の22時に構築が完成したので次はもっと早めに完成できるようにしたいです。

 

2100を達成した次の試合でチオンジェンに舐めてかかってボコボコにされたのが悔やまれますが、良い結果を残せて嬉しいです。

 

最後まで閲覧いただきありがとうございました。