こんにちは。
シーズン5で最高レート2100、最終135位を達成できたので構築記事を書きました。
参考にしていただけると嬉しいです。
【前書き】
鉢巻カイリューのテラスタル神速+ステルスロックで、パオジアン、イーユイ、テツノドクガ、テツノツツミを倒せるのが強いと思ったので、ディンルーとカイリューの2匹を軸に構築を組み始めました。
ところが上記2匹へのメタが凄まじい影響で取り巻きのポケモンばかり選出することが増えたので、その取り巻きのポケモンを軸にして構築を組み直しました。
【構築意図】
ブーストエナジー持ちのHBハバタクカミの使用感がとても良かったので中心に構築を組み始めました。
HBハバタクカミは初手に置くと強いポケモンですが、初手の襷パオジアンには安定しないので相方としてヤタピの実持ちのテツノツツミを採用しました。
また、上記2匹は非常に足が速いですが、ブーストエナジー持ちのハバタクカミ、テツノツツミには上を取られてしまうので、後出しから勝てる突撃チョッキ持ちのADドドゲザン採用しました。
次に、HBハバタクカミを先発に置いた際、ディンルーや欠伸持ちのカバルドンなどと対面してしまうと不利な展開になりがちだったため、ラムの実持ちHAセグレイブを採用しました。
上記4匹だと、セグレイブとビルドアップ持ちのイルカマンなどの積みポケモンが重いと感じたため、HBヘイラッシャを採用しました。
最後に、地震の一貫を切りつつ、イーユイとテツノドクガの選出を抑制できるカイリューを採用し構築が完成しました。
【個別紹介】 ※採用順
◆ハバタクカミ
特性:古代活性
持ち物:ブーストエナジー
テラスタイプ:フェアリー
性格:図太い
努力値:H228B244C12D4S20
実数値:159-×-116-157-156-158
調整意図:
・A4振りコノヨザルの憤怒の拳を超高乱数2耐え(0.3%)
・最速コノヨザル抜き
・残り古代活性でSが上がるように適当に振り分け
8割方初手に選出し、特にコノヨザル軸に対して有利な展開にすることができました。
1匹倒した後、次のポケモンに痛み分けを入れる流れが強すぎて3タテすることもあったので、軸のポケモンとしてふさわしい活躍をしてくれたと思います。
初手パオジアンの場合は、一度攻撃を受けてから裏のテツノツツミに交代します。
テラスタルは温存せず切ってもいいですが、神速の一貫ができても問題がないかだけは常に意識しました。
◆テツノツツミ
特性:クォークチャージ
持ち物:ヤタピの実
テラスタイプ:水
性格:臆病
努力値:H4C252S252
実数値:132-×-134-176-80-206
技構成:ハイドロポンプ/フリーズドライ/身代わり/アンコール
調整意図:
・CS極振り
・余りH(4n)
クォークチャージが発動しないテツノツツミは身代わりとアンコールを警戒されにくいと考え、拘り眼鏡以外の持ち物で最も強いと思ったヤタピの実を持たせて運用しました。
想定通りアンコールが通しやすかっただけでなく、拘り眼鏡と同等の火力を出せるのでとんでもなく強かったです。
アンコールで縛ることができて確実に相手が交代してくるのを読めるときは、積極的にハイドロポンプを打ってました。
(相手はこちらがハイドロポンプ外しを怖がってフリーズドライを押してくると考えることが多いため)
◆ドドゲザン
特性:総大将
持ち物:突撃チョッキ
テラスタイプ:水
性格:意地っ張り
努力値:H92A252D164
実数値:187-205-140-×-126-70
技構成:ドゲザン/アイアンヘッド/ハサミギロチン/不意打ち
調整意図:
・A特化
・C252振りハバタクカミの眼鏡ムーンフォースを超高乱数2耐え(1.1%)
・C252振りテツノツツミのテラスハイドロポンプを超高乱数2耐え(0.3%)
ブーストエナジー持ちのポケモンは火力が乏しいので、耐久がそこまで高くなくても弱点を突かれない限り後出しが安定すると思い採用しました。
今期は瞑想持ちのハバタクカミが多かったので、物理で殴れるドドゲザンの採用はその面でも正解だったと思います。
テラスタイプは構築全体で苦手なテツノドクガ、イーユイの炎技を半減でき、弱点の格闘、地面を等倍にできる水にしました。シンプルに悪も強いと思います。
◆セグレイブ
特性:熱交換
持ち物:ラムの実
テラスタイプ:電気
性格:意地っ張り
努力値:H244A252B4D4S4
実数値:221-216-113-×-107-108
技構成:氷柱落とし/テラバースト/氷の礫/剣の舞
調整意図:
・HA極振り(H奇数、端数振り分け)
ディンルーとカバルドンの展開を破壊してくれました。また、初手の鉢巻飛行テラバーストカイリューへの牽制にも一役買っていました。
ラムの実と電気テラバーストを採用しているので、ヘイラッシャが相手にいても問題なく選出できます。
剣舞氷柱落としであれば、HBカバルドンにオボンを発動させずに一撃で倒すことができます。氷柱針を採用しなかったことで2発ヒットに苦しまずに済んだことも良かったです。
テラスタルをしないと氷技ワンウェポンになることは注意して選出していました。
◆ヘイラッシャ
特性:天然
持ち物:食べ残し
テラスタイプ:フェアリー
性格:腕白
努力値:H252B252D4
実数値:257-120-183-×-86-55
技構成:ウェーブタックル/ボディプレス/欠伸/守る
調整意図:
・HB極振り
ビルドアップ持ちイルカマンとイダイナキバ、ソウブレイズに何回も負けてしまったので採用しました。
シーズン終盤に増えたミミッキュに対しても強く、想定以上に活躍してくれました。
シーズン中盤はヘイラッシャに対するメタが凄まじかったですが、最終日付近は緩かったため動きやすかったです。
このポケモンの真髄は地割れではなく欠伸守るなので、ウェーブタックルと残り1枠の攻撃技で身代わりを割ることが大切と考えてます。
今回はウェーブタックルの次に威力を出すことができ、テツノツツミやドドゲザンへの有効打となるボディプレスを採用しました。
テラスタイプはボディプレスの威力を上げられる格闘や、電気の一貫を切れる地面でもいいかもしれません。
特性:マルチスケイル
持ち物:ノーマルジュエル
テラスタイプ:ノーマル
性格:意地っ張り
努力値:H228A252S28
実数値:195-204-115-×-120-104
技構成:神速/地震/龍の舞/羽休め
調整意図:
・A特化
・S:準速ドドゲザン抜き抜き
・残りH
最後の補完として採用したので殆ど選出しませんでした。
イーユイとテツノドクガをちゃんと対策するのであれば、厚底ブーツを持たせてHDに努力値を振った型のほうが良かったかもしれません。
【選出】
ハバタクカミ+テツノツツミドドゲザン
→基本選出。ミミッキュがいる場合は控える。
ハバタクカミ+ヘイラッシャドドゲザン
→相手にパオジアンとミミッキュがいる場合の選出。
セグレイブ+他2匹
→相手にカバルドンがいる場合の選出。ディンルーがいる場合も一考。
【苦手なポケモン】
◆イーユイ
初手で出てくるならハバタクカミで処理できますが、ハバタクカミが落とされている状況で裏から出てきた場合は相当厳しいです。
胞子対策をしていないので厳しいです。
初手でセグレイブを合わせることができれば、テラバースト→氷の礫で倒せます。
◆純正受けループ
ラッキーとクレベースが同時選出されるだけで為すすべなく負けます。
【総括】
とにかくHBハバタクカミが強かったです。
また、全体的にテンプレから外れていて強い型を採用することができたことは満足していますが、最終日の22時に構築が完成したので次はもっと早めに完成できるようにしたいです。
2100を達成した次の試合でチオンジェンに舐めてかかってボコボコにされたのが悔やまれますが、良い結果を残せて嬉しいです。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。