こんにちは。
最終420位と爆死しましたが、
反省の意も兼ねて構築記事を書くことにしました。
参考になれば嬉しいです。
【前書き】
嫁ポケのヌメルゴンで結果を残したいと思い試行錯誤を重ねた結果、自分では力不足だと感じ断念。
その後、試行錯誤の際に使用感が良かった眼鏡ハバタクカミを軸としてパーティを組みました。
【構築意図】
眼鏡ハバタクカミを何度も受けれるポケモンが殆どいなかったため、クッションになるポケモンを複数パーティに入れることで眼鏡ハバタクカミの行動回数を増やそうと考えました。
そこでまずは、ハバタクカミやテツノツツミに対するクッションになり、ボルトチェンジで対面操作ができるチョッキジバコイルを採用しました。
次に、連撃ウーラオスを筆頭とした多くの物理アタッカーに対するクッションになり、欠伸で対面操作が可能なヘイラッシャを採用。
上記3匹を基本選出としました。
次に、基本選出で一貫している地面を向こうにできて、ウーラオスやイーユイにも強めなカイリューを採用しました。
また、ドヒドイデやディンルー等の受け回しと、キノガッサへの回答がなかったため、ラムの実持ちパオジアンに変更しました。
そして最後の1匹には、キョジオーンに勝つために隠密マント持ちのポケモンを探したところ、「パオジアンに強め」「地面等倍以下」「隠密マントがバレにくい」左記3点を満たしているミミッキュがパーティに適していると思い採用しました。
【個別紹介】 ※採用順
◆ハバタクカミ
特性:古代活性
持ち物:拘り眼鏡
テラスタイプ:フェアリー
性格:控えめ
努力値:H68B172C148D4S116
実数値:139-×-97-191-156-170
技構成:ムーンフォース/シャドーボール/10万ボルト/滅びの歌
調整意図:
・C特化ヒードランのラスターカノンを最高乱数以外耐え
・S 最速ガブリアス抜き
・C 残り
構築の軸です。
ハバタクカミより早いポケモンが少ない構築には、先発で出すことで多くの有利対面を作ることができました。
有利対面を作ったとき、相手は明確な受けがいなければテラスを切ってくることが殆どなので、後ろのクッションに交代して無駄なテラス切りをさせることができます。
また、相手にヌメルゴンやヒードラン等の引き先がいる場合は、そのポケモンに引くことが殆どなので、シャドボを打って削りを入れて2度目の受けができないように立ち回りました。
技構成は、メインウェポンのムンフォ・シャドボと、一貫性が高くヘイラッシャや水テラスポケモンに通りが良い10万と、変なポケモンに抗えて立ち回りの幅も広げられる滅びの歌としました。
調整については、ハバタクカミの臆病C252振り(実数値187)が多くのポケモンの調整先となることを考慮して、それより火力が出るようにした結果、耐久と素早さは最低限という形となりました。
テラスタイプは、リーチを広げることができて耐性が優秀なフェアリーにしました。
水の方が良いと思った場面はハッサムのバレパンを受けなければいけないときくらいだったので、圧倒的にフェアリーの方が有用だったと思います。
特性:アナライズ
持ち物:突撃チョッキ
テラスタイプ:みず
性格:控えめ
努力値:H228C44D236
実数値:174-×-135-171-140-80
技構成:10万ボルト/ラスターカノン/テラバースト/ボルトチェンジ
調整意図:
・D4振りハバタクカミをアナライズ込みラスターカノンで確定1発
・C252振りテツノツツミの眼鏡ハイドロポンプを中乱数2耐え(30.8%)
クッション①。
ハバタクカミ、テツノツツミ、サーフゴーの内、大体1匹は選出されるので非常に重宝しました。
テラスタイプは、テツノツツミのドロポンと苦手な炎技を半減にできる水とし、技構成は、対面操作ができるボルチェン、メインウェポンの10万・ラスカは確定で、ラスト1枠は地面タイプやイーユイへの有効打となる水テラバーストにしました。
ハバタクカミに対してはラスカで十分対処できたので、ヘビーボンバーが欲しいと思う場面は皆無でした。
調整については、D4振りハバタクカミを確定で倒せる火力を確保しつつ、Hが4nにならずにテツノツツミのドロポンと、ハバタクカミやサーフゴーのシャドボの乱数が変わるHDの調整にしました。
少しヘンテコなHの実数値に違和感はありましたが、上手く調整できたと思います。
◆ヘイラッシャ
特性:天然
持ち物:食べ残し
テラスタイプ:フェアリー
性格:腕白
努力値:H252B252D4
実数値:257-120-183-×-86-55
技構成:ウェーブタックル/鈍い/欠伸/守る
調整意図:
・HB特化
クッション②。
物理アタッカーを流すという役割において、とても頼りになりました。
シーズン終盤に近づくにつれ、初手パオジアンでとりあえず絶対零度を打つという合理的でない動きが散見されたため、初手に出すことが増えました。
技構成については、対面操作ができる欠伸と、欠伸と食べ残しと相性の良い守る、メインウェポンのウェーブタックルは確定で、ラスト1枠はウーラオス等との対面を有利にできる鈍いにしました。
テラスタルを切ることは殆どないですが、悪ウーラオスや鉢巻逆鱗を受けれることができるフェアリーをテラスタイプとしました。
特性:マルチスケイル
持ち物:力の鉢巻
テラスタイプ:ノーマル
性格:意地っ張り
努力値:H148A252B4D4S100
実数値:185-204-116-×-121-113
技構成:神速/地震/アイススピナー/羽休め
調整意図:
・A特化
・S 最速ガチグマ抜き
・H 残り
地面無効枠として採用しました。
カイリューを軸とする構築ではないので、テラスタルを切らなくとも戦える構成を探したところ、前期2位の構築のカイリューに魅力を感じ、同じ技構成にしました。
(https://nikonikopoke.hatenablog.com/entry/2023/08/02/233453)
ただ、火力アップ系の持ち物がないとアイススピナー+テラス神速でカイリューを倒せないので、倍率は低いですが力の鉢巻を持たせました。
達人の帯だと神速の威力が上がらず、シルクのスカーフだと神速以外の威力が上がりませんが、力の鉢巻は全ての技に適用されるので役に立ったと感じた場面は多かったです。
羽休めは龍の舞と入れ替えるか迷いましたが、ハバタクカミの滅びの歌やミミッキュの呪いとシナジーのある羽休めを最後まで使いました。
調整については、最速ガチグマが目に見えて増えていたので抜けるようS振りしました。
◆パオジオン
特性:災いの剣
持ち物:ラムの実
テラスタイプ:でんき
性格:意地っ張り
努力値:H28A156B204D4S116
実数値:159-176-126-×-86-170
技構成:氷柱落とし/不意打ち/テラバースト/剣の舞
調整意図:
・A特化キノガッサのタネマシンガンをほぼ4発耐え(4発のうち2発最高乱数引かれなければ確定耐え)
・H 16n-1
・A 11n
・S 最速ガブリアス抜き
受け回しやキノガッサへの対策であり第2のエース。
氷柱落とし+電気テラバーストの範囲が広いことから、明確な不利を取るポケモンが見当たらず非常に強かったです。
調整については、キノガッサのタネマシンガンを4発耐えることを優先し、残った努力値をガブリアス抜きまでSに振って、更に残りをAに振ると11nになり綺麗な振り方ができました。
キノガッサ対面でタネガンを打たれたことはありませんでしたが、ディンルーの地震を2耐えできたりB振りのメリットは大きかったように感じます。
特性:化けの皮
持ち物:隠密マント
テラスタイプ:ゴースト
性格:意地っ張り
努力値:H4A204B164D4S132
実数値:131-149-121-×-126-133
技構成:じゃれつく/影撃ち/呪い/痛み分け
調整意図:
・A特化パオジアンの氷柱落としを皮ダメ込みで高乱数耐え(18.7%)
・S 準速カイリュー抜き
・A 残り
最初はパオジアンを厚く見るためにハッサムを採用していましたが、対面ですら勝てないことがありパオジアンに勝てるポケモンに入れ替えようと考えました。
また、毒テラスキョジオーンにあまりにも勝てないため、隠密マント持ちを採用しようとした結果、ミミッキュが該当したため採用しました。
しかし、キョジオーンに対しては身代わりを貼られてしまうと痛み分けが機能しなかったり、立ち回りでなんとかされたりと微妙な性能だったので違うポケモンの方がいいです。
【反省】
・初手ハバタクカミでそのまま突っ張れるポケモン少なすぎる問題
→パオジアンやスカーフランドロス等に上から一撃で倒されてしまうため、裏に交代せざるを得なかったです。その際、ヘイラッシャ引きを読まれると展開を作られて負けてしまうことが多かった。
→ハバタクカミのBをもっと厚くするべきでした。
→地面無効枠がいないため簡単にボルチェンされてしまいました。ボルチェンされるとこちらの展開を作るのが難しかったです。
→電気無効枠を採用するべきでした。
・隠密マントミミッキュがキョジオーンに安定しない問題
→他の隠密マントポケモン採用するべきでした。
他にも、
・アイススピナーカイリュー、相手のカイリューにテラスタルされるとマジで弱い問題
・チオンジェンキツすぎ問題
・パオジアン、技選択ミスると負けに直結問題
等、反省点がたくさん見つかったのは収穫でした。
以上を踏まえて、シーズン10は2桁目指して頑張ります。
今期は自信があっただけ、悔しすぎた。。。